幻滅
げんめつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #26702 · 青空 461 例
標準
disillusionment
文例 · 用例
もし彼に妻子がなかったら、日本に幻滅した最初の日に、再度また『まだ知らぬ新しい国』を探すために、あてのない漂泊の旅に出発したにちがいなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
晩年多少日本に幻滅を感じた時でさえも、他の外人が日本を悪意的に批評する時、いつも憤然として大に怒り、さながら自分の愛人を侮辱された時の騎士のごとく、鋭い反撃の槍をふるって突き当って行った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そうした八雲の心理は、我が子の魯鈍に幻滅を感じてる親が、他人から、その愛児の悪評を聞いて怒る心理と、よく似たものであったと思われる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
異性間の通路として設けられている特殊な社会の存在は、恋の実現に関して幻滅の悩みを経験させる機会を与えやすい。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
幻滅を感じて狐につままれた顔をして引返してくる場合もあるであろう。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
そして、病氣がお前の日頃のつつましやかな、物靜かな、内氣な物ごしのすべてを毀してしまつた幻滅をふと感じた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
随つて、芥川氏の智の視野に映じてくる処のものも、人生の、若しくは人間の悲哀、苦悶、憂鬱、寂寥、倦怠、幻滅――要するに暗き世の姿である。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
そして、自分はこれまでに、これとよく似た幻滅を感じさせられた色々の場合を想い起しながら、またあてもなく、祝日の人通りに賑わう銀座の方へ歩いて行った。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
作例 · 標準
彼の理想主義的な考え方は、現実の壁にぶつかり幻滅を感じた。
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長年憧れていた人物の裏の顔を知り、彼女は幻滅した。
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「あーあ、期待していただけに幻滅が大きかったよ。」と彼はため息をついた。
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