名作
めいさく
名詞頻度ランク #7249 · 青空 372 例
標準
masterpiece
文例 · 用例
たとへばあの憂鬱でニヒリズムの影が濃い「河童」や、特に最近の悲痛な名作「齒車」やに於て。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼は芭蕉の俳句中でひらひらと上る扇や雲の峯 を第一等の名作として推賞してゐたが、上例の如き自作の句を観照すると、芥川氏の芭蕉観がどのやうなものであつたかが、およそ想像がつくであらう。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
幸田露伴にも『枕頭山水』の名作があり、キビキビした筆致で、自然でも、人間でも、片っぱしからきめつけるような犀利な文章を書いている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
武蔵野といえば、ただちに独歩の名作が連想されるが、花袋も紀行文家として「野の人」であった、武蔵野の人であった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
殊に北斎の『富嶽百景』三巻、『富嶽三十六景』四十六枚が、いかに江戸と、その市民の生活と、富士山とを結びつけているか、いかに世界的版画の名作として、日本をフジヤマの国として、高名ならしめたかは今更説くまでもなかろう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
私たちの友人のNは、無名作家である。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
今日の文壇批判は、淺薄の眼を以て室生の外貌しか見てゐないが、ずつと遠く、十年、二十年の後になつてみれば、彼の名作として殘るものは、今日文壇的に好評されてゐるやうな小説でなく、却つて文壇で認められてゐないところの、初期の純粹の作であるかも知れない。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
今日世間で大家と言はれ、名作と呼ばれてゐるものが、殆んど大部分はニセモノであり、場當りの山師共であることを考へれば、いかに「今日の評價」がアテにならないことを知るであらう。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
作例 · 標準
数十年経っても色褪せないこの映画は、まさに不朽の名作だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
文学史に残る名作を一冊ずつ読み進めるのが、私の老後の楽しみだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
このヴァイオリンは、名匠が魂を込めて作り上げた最高の名作である。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview