着彩
ちゃくさい
名詞動詞-サ変
標準
colouring (a drawing)
文例 · 用例
栄三郎は昼の時間が惜しかった、絵はもう完成に近く、あの(落ちている)扇子に着彩すればいいところまでいっていた。
— 山本周五郎 『扇野』 青空文庫
どの線もどの点も、またぼかしの部分や着彩の順にも、いささかの誤りもためらいもなく、すらすらと描きあげてゆくのを見るようであった。
— 山本周五郎 『醜聞』 青空文庫
疊敷きの質素な部屋であつたが、ロダンのほんものの素描着彩がかかつてゐた。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
右がわに、絵具を溶いた(宿の食器を利用したらしい)小皿を、八枚ほど置いて、線描が乾くと着彩するのであるが、線はたしかなものだし、色の合わせようも巧みなものであった。
— 山本周五郎 『山彦乙女』 青空文庫
水墨、着彩――人物や山水や花卉、とりどりであるが、それらは全部、いまでも眼の前に、細部まで、ありありと繰りひろげて見ることができる、と一玄は云った。
— 第三部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は水彩絵の具で丁寧にイラストに着彩していく。
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この下絵に着彩するのは、少し難しいかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古い白黒写真に着彩し、当時の様子を鮮やかに蘇らせた。
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ウィキペディア
着彩(ちゃくさい)は、絵画や工芸に色を施すこと。
出典: 着彩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0