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風防

ふうぼう
名詞
1
標準
protection against wind
文例 · 用例
何よりも困難なことには、内地のような木造家屋は地震には比較的安全だが台湾ではすぐに名物の白蟻に食べられてしまうので、その心配がなくて、しかも熱風防御に最適でその上に金のかからぬといういわゆる土角造りが、生活程度のきわめて低い土民に重宝がられるのは自然の勢いである。
寺田寅彦 災難雑考 青空文庫
すがれ果てた木槿の風防垣が白く、薄紫に光を燻して続いてゐると、通草の殻や、蔓草の黒い光沢のする細かな実も蔓と絡んでゐる。
北原白秋 蜜柑山散策 青空文庫
荒き風防ぎし蔭の枯れしより小萩が上ぞしづ心無き というような、歌の価値の疑わしいようなものも書かれてあるが、悲しみのために落ち着かない心で詠んでいるのであるからと寛大に御覧になった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
石狩原野の如きは、札幌でも、岩見澤でも、矢鱈に無考へで樹木を切り倒したり、燒き棄てたりして、市街地や田園などに風致がなくなつたばかりでなく、風防林までも切り無くして、平原の風を吹くがままにしたところがある。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
かかる好都合の処はないとて、嘉与吉と二人で、その下の小石を取り除けて左右に積み、風防けとし、居を平に均す、フ氏と嘉門次は、偃松の枝を採りて火を点ける、これでどうやら宿れそうだ。
鵜殿正雄 穂高岳槍ヶ岳縦走記 青空文庫
漠とした薄明りが、遠い天体からさしかける光波といったぐあいに、灰色の雲のうえにしらじらと漂っているところなどは、香世子が形容する死後の世界の風景にそっくりで、白川は脇窓の風防ガラスに額をつけたまま、「ひどく、しみじみとしていやがる」 とつぶやいた。
久生十蘭 雲の小径 青空文庫
風防けの松林の砂浜をへだてた、黒い板塀の一部が、おひさの家だった。
林不忘 あの顔 青空文庫
こなたアキリュウス、 220その陣營に立ち歸り、美なる精巧の櫃の蓋、開きぬ、櫃は銀色の脚のテチスが船中に彼に備へておけるもの、中に豐かに充たせるは、下衣並に風防ぐ外套及び氈の類。
ILIAS イーリアス 青空文庫
作例 · 標準
強風から作物を守るために、畑の周りに風防が設置された。
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ストーブの炎が風で消えないよう、周囲に風防を置いた。
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登山では、強風を防ぐための風防機能を持つウェアが不可欠だ。
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2
標準
crystal (glass or plastic cover over a watch face)
作例 · 標準
時計の風防に傷がつくと、時間が見えにくくなる。
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この時計は、サファイアガラス製の頑丈な風防を採用している。
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スマートフォンの画面と同じく、時計の風防も指紋がつきやすい。
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