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要用

ようよう
形容動詞名詞
1
標準
important matters
文例 · 用例
雪と水との量の差異 降り積もった雪を一時に解かして水にしてしまったらどれだけの水になるかという事は実際上要用な事であるからこの事を研究した人は沢山ある。
寺田寅彦 雪の話 青空文庫
近来電気の応用が盛んになるにつれて色々の事に炭を使う、白熱電灯の細い線も炭、アーク灯の中の光る棒も炭である、電話機の受話口の中の最も要用なものは炭でこしらえた丸薬のようなものである。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
お君にそれを知らさなかった金助も金助だが、お君もまたお君で、そんなもの私には要用おまへんと質店|主人の申出を断り、その後、家柄のことなぞ忘れてしまった。
織田作之助 青空文庫
成程句讀訓詁の學は、學問の最大要用なことでは無いに相違無いけれども、古の人が句讀訓詁の學をなすことを欲しなかつた點に就ては、其の志の高くして大なるところに倣ふべきで有つて、其の語があるから句讀訓詁なぞは何樣でもよいと思ふのは間違ひである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
では、取急ぎ要用のみ。
太宰治 虚構の春 青空文庫
お君にそれを知らさなかった金助も金助だが、お君もまたお君で、「そんなもん私には要用おまへん」 と、大西主人の申出を断り、その後、家柄のことなど忘れてしまった。
織田作之助 青空文庫
お君に知らさなかった金助も金助だが、お君もまたお君で、「折角でっけど、そんなもん私には要用おまへん」と、質屋の申出を断り、その後家柄のことも忘れてしまった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
これはその主要の点を正しく記憶しておらぬ証拠で、かかる弊を防ぐようにするには、抜き書きをして、その要用の点だけを充分記憶しておくようにするのが肝心である。
寺田寅彦 わが中学時代の勉強法 青空文庫