淡白
たんぱく
形容動詞名詞頻度ランク #34055 · 青空 217 例
標準
light (flavor, color, etc.)
文例 · 用例
要するに「いき」な味とは、味覚のほかに嗅覚や触覚も共に働いて有機体に強い刺戟を与えるもの、しかも、あっさりした淡白なものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
一種の淡白な味を味わってみる事は虚心な鑑賞家に取って困難ではないだろう。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
たくらまない表現がそれを語つてゐるやうに、正直な淡白な人だ。
— 『青空』記事 『青空同人印象記(大正十五年六月號)』 青空文庫
併しこんな稼業のものにはめづらしい正直な淡白した江戸兒風の男で、御用を嵩に着て弱い者を窘めるなどといふ惡い噂は曾て聞えたことがなかつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
尠くともお酒が這入つてゐれば、淡白といふか愚かといふか、人が体面を慮つて遠慮するていのことくらゐは、ても眼中にないのである。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
それを付け合せの茸の淡白の味が飄逸に取做す、山野の侘びとフランス人工の奢りとの取合せだ。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
武村兵曹は相變らず淡白で、慓輕で、其他三十|有餘名の水兵等も一同元氣よく、大なる希望の日を待望みつゝ、勤勉に働いて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
杯次第にめぐりつゝ、いや、これは淡白して好い。
— 泉鏡太郎 『九九九會小記』 青空文庫
作例 · 標準
この魚は味が淡白なので、どんなソースともよく合う。
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彼女の部屋は、淡白な色調で統一されており、落ち着いた雰囲気だ。
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「もっとパンチの効いた味かと思ったら、意外と淡白だね。」
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標準
frank
作例 · 標準
彼は物事をはっきり言う、淡白な性格の持ち主だ。
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「もっと遠慮せず、正直に話してくれていいんですよ。」と、相手は淡白な態度で促した。
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彼女の返事はいつも淡白で、曖昧なところがなかった。
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