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執拗

しつよう異読 しつおう
形容動詞多音語頻度ランク #13595 · 青空 1591
1
標準
persistent
文例 · 用例
といふのは、それでなくても厳しい父と細々し過ぎる母とが、殊に遊ぶこと以外には何にも考へようとはしない耕二に、執拗にも間がな隙がな小言を言ひつめるので、今もやつと許されて出掛けるらしい耕二に沢山の言葉は掛けないで出してやりたかつた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
それはまあ、發賣禁止も避けられるし、大いによろしい事であらうが、しかし、たつたそれだけの惡戲に對する懲罰としてはどうも、兎の仕打は、執拗すぎる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
生れてはじめての執拗な積極性である。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
若し、飯場の人たちが、親も子も帰らない事を気遣って、探しに来なかったならば、その親たちと同じ運命になるのであったほど、執拗に首を擡げる事を続けたであろう。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
下駄の歯の根に血を持つような執拗な欲求をこめて彼はざくりと公園の落葉の堆積に踏み入った。
岡本かの子 伯林の落葉 青空文庫
自分を自分から離して、冷やかに眺めて捌き、深く自省に喰い入る痛痒い錐揉みのような火の働き、その火の働きの尖は、物恋うるほど内へ内へと執拗く焼き入れて行き、絶望と希望とが膜一重となっている胸の底に触れたと思ったとき、自分はまた裂けた。
岡本かの子 富士 青空文庫
凍るほど冷く感じられたおんなだったが、執拗く逞しく激しい火の性を籠らしている。
岡本かの子 富士 青空文庫
石が尾鰭まで生やして、魚になっても生き上らんいのちの執拗さを示している。
岡本かの子 富士 青空文庫
作例 · 標準
犯人は被害者の後を執拗に追い回し、犯行の機会をうかがっていた。
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彼は自分の主張が通るまで、執拗に反論を繰り返した。
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夏の執拗な暑さがようやく和らぎ、朝晩は涼しい風が吹くようになった。
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執拗(しつよう) — 幻辞.com