清潔感
せいけつかん
名詞
標準
(sense of) cleanliness
文例 · 用例
中國に於いては全然見受けられないこの日本の清潔感は一體、どこから來てゐるのであらうか。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
自分はそれから新橋行きの汽車に乗ったが、窓外の風景をひとめ見て、日本は世界のどこにも無い独自の清潔感を持っていることを直感した。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
子供の世界を描いた文学の多くが、何となく清潔感を欠くのは、ここのところの解釈に微妙な関係をもっている。
— 宮本百合子 『子供の世界』 青空文庫
芥川自身、この半可通な清潔感から脱出できなかった人であり、しかし自ら、それに気づき、傷いて、倒れた人でもあった。
— 坂口安吾 『由起しげ子よエゴイストになれ』 青空文庫
その後、一作品ごとに彼の作品にある、清潔感は人びとの愛するところになり、編輯する雑誌社の人も、他の作家とことなるところを稀なものとし、これを迎えた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
東蔵は十九か二十であろう、女形にしては角張った顔で、眼つきや唇許もきつすぎるが、ぜんたいにすっきりとした清潔感をもっていた。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
(これも震災でなくなった店)○ホシ・カフェ・テリヤ――これも震災前、純アメリカ式のテリヤだから、うまいものゝあった筈もないが、目から来るあの清潔感、フレッシュな食物の色が、どうも思ひ出される。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の短く切りそろえられた髪型からは、強い清潔感が漂っている。
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接客業において、清潔感のある身だしなみは最も基本的なマナーだ。
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部屋を白で統一することで、明るさと清潔感を演出している。
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