甘口
あまくち
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #32857 · 青空 46 例
標準
sweet flavour
文例 · 用例
すなわち「いき」のうちの「意気地」や「諦め」が存在を失って、砂糖のような甘ったるい甘味のみが「甘口」な人間の特徴として残るのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
たとえばごく甘口の行き方をすれば、弦の切れて巻き上がった三味線をちょっと映した次に、上野の森のこずえのおぼろ月でも出しそれに夜がらすの声でも入れておいて、もう一ぺん妹とその情人の停車場へ急ぐ自動車を出すとかなんとか方法はないものかと思う。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
とさも聞惚れたる風を装おい、愉快げに問いかくれば、こは怪談の御意に叶いしことと亭主は頻に乗地となり、「いえ世がこの通り開けましたで、そういう甘口な妖方はいたしません。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
おらぢの野郎が甘口だつて何もお袋まで一緒になつて人の相續人に障るやうなことして呉れねえでもよかんべと思ふんだ。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
『和州旧跡幽考』に猿沢池は天竺猴池の西の諸猴如来の鉢を持って樹に登り蜜を採り、池の南の群猿その蜜を仏に奉ると『西域記』を引き居るが、仏はなかなかの甘口で猴はそれを呑み込んで人間に転生したさに毎々蜜を舐らせたと見える。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
水金のたれはちっと甘口でぞっとしねえが、中くしのほどよいところを二、三人まえいただくのも、いかさま悪くねえ寸法だ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
「少し甘口なことをいってやると、じきにおまえはうれしくなるからいけないよ。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
私は酒はあまり遣らない方だから、すこし甘口ではあるが白葡萄酒の玻璃盃に一ぱい注いであるのを前に置いて、それをすこしづゝ遣つたり、乳色のした牡蠣の汁を啜つたり、それから暖簾の奥の方でコックのさせる物音や脂肪のヂリ/\煮える音を聞いたりしながら、夢のやうに過ぎ去つた年月のことを胸に浮べて見た。
— 島崎藤村 『犬』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日甘口について考えている。
甘口という言葉は日本語で重要だ。
彼は甘口の意味を理解している。
この文には甘口が含まれている。
標準
flattery
作例 · 標準
私は毎日甘口について考えている。
甘口という言葉は日本語で重要だ。
彼は甘口の意味を理解している。
この文には甘口が含まれている。
標準
stupidity
作例 · 標準
私は毎日甘口について考えている。
甘口という言葉は日本語で重要だ。
彼は甘口の意味を理解している。
この文には甘口が含まれている。