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お冠

おかんむり
名詞
1
標準
bad temper
文例 · 用例
旅人お冠り真ッ直ぐです。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
……あゝ、此の間、鳩にばツかり構つて居たから、お前さん、一寸お冠が曲りましたね。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
「それ/\、お冠の通り、嘴が曲つて來ました。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
」 お誓が聞くと、「姫神様がの、お冠の纓が解けた、と御意じゃよ。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
却ってそれをお冠せのものにも受取られるのでしょう。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
神はその川の岸へつえをお投げすてになり、それからお帯やお下ばかまや、お上衣や、お冠や、右左のお腕にはまった腕輪などを、すっかりお取りはずしになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
蓋、同博士は同大学切っての謹厳剛直の士で、何事に限らず科学的に説明の出来ないものは一毫も相容れない性分であったので、八代大将の松葉喰いの話で少々お冠を曲げて御座るところへ、湊屋一流の無学文盲論が舞込んで来たのでまさか議論の相手にもならず、ますます御機嫌が傾いた次第であった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
お祖父様は大層お喜びになって、御自分でお冠りになり、それから私に冠せてアハハハと大きな声でお笑いになった。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
作例 · 標準
部長が朝からご機嫌斜めで、すっかりお冠の様子だ。
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遅刻をしてしまったので、先生はお冠で、教室に入るのが怖かった。
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理由も分からずお冠になられても、こちらは困ってしまうよ。
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