自他
じた
名詞頻度ランク #23041 · 青空 443 例
標準
oneself and others
文例 · 用例
ゆつくりいつくしめば、いつくしんだだけ人様に対して反動を廻すとかなんとか、さういふ自他のけぢめを掻き毟つたやうな行為は少くなるんだし、自分としてもコクのある気分でゐられるんだ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
そんなわけで我々の口にする美しいみたいな話は、みんなただ自他の目を誤魔化すために過ぎないのです。
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
斯るときに於てはじめて芸術は人類に必需で、自他共に恵沢を与えられる仁術となる。
— 岡本かの子 『巴里のむす子へ』 青空文庫
しかし、その代りとして、四年兵になるまで残しておかれるだろうとは、自他ともに覚悟をしていた。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
けれどもが、さし向かえば、些の尊敬をするわけでもない、自他平等、海藻のつくだ煮の品評に余念もありません。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
しかし甲はまたある場合に臨んで利害を打算せず自他の区別を立てないためにたのもしくあたたかい人間味の持ち主であることもありうるであろう。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
自と他とが一つの有機体に結合することによってその結合に可能な最大の効率を上げ、それによって同時に自他二つながらの個性を発揚することでなければならない。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
そして、もし自分が「眼」のたちの人間でそれに相応した業務をもち、それによって成果を得られるならば、「鼻」のたちの人がそれによって得られる成果を羨望しないところに、この人生の良き現実の世界が在り、自他の区別が整然とついた立派な差別相が保てるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
標準
subject and object
標準
transitivity
標準
first person and third person
標準
self-salvation and salvation by faith