お札
おさつ
名詞頻度ランク #17347 · 青空 256 例
標準
banknote
文例 · 用例
君の肖像と事蹟とは、米国の親友お札博士の名で日本に知られているところの、スタア氏の著書『フジヤマ』(英文単行本)によって、同情ある筆で世界に伝えられたが、故国で、知音諸氏によって、君を追悼した登山会が催されたとすれば、君にはいい手向けである。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
菅笠をかむり、杖をつき、お札ばさみを頸から前にかけ、リンを鳴らして、南無大師遍照金剛を口ずさみながら霊場から霊場をめぐりあるく。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
お金をずいぶん欲しがっているくせに、わざとぞんざいに扱ってみせて、こんなものは紙屑同然だとおっしゃる、罰が当りますよ、どんなお札にだって菊の御紋が付いているんですよ、でもまあ、そうしてお金だけで事をすましてくれるお百姓さんはまだいいほうで、たいていは、お金とそれから品物を望みます。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
おれは直ぐ後から行くから、田舎の客人も二三人招ぶのがあるから」 虎の門琴平さまの朝詣りの帰りに寄ったという魯八は、国太郎の命令でそそくさとみやげのお札もそこへ忘れ、急いで店先から出て行った。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
お札やお米を受ける所もある。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
柱には種々なお札がベタ/\粘付けてあツた。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
銀子はお酌をしたり、銚子を取りに行ったり、別にすることもなかったが、余計なことを封じられたのは、浜龍にはこのほかにも一人材木屋のペトロンがあり弁護士のことも承知の上なので、昼間来て晩方引き揚げるのだったが、この男が帰ると彼女はいつも貰ったお札の勘定をするのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
八 浜龍は材木屋の座敷から帰って来ると、座敷着もぬがず、よくお札の勘定をしていたものだが、驚くことにはそれが銀子のまだ手にしたこともない幾枚かの百円札であったりした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
お札という言葉は、様々な文脈で用いられる重要な表現である。
彼はお札の意味について深く理解していた。
お札を正しく使用することで、より自然な日本語の表現ができる。
この文献ではお札という概念が中核的な役割を果たしている。