銀行券
ぎんこうけん
名詞
標準
banknote
文例 · 用例
箱せこかと思ふ、錦の紙入から、定期だか何だか小さく疊んだ愛知の銀行券を絹ハンケチのやうにひら/\とふつて、金一千圓也、といふ楷書のところを見せて、「心配しないで、めしあがれ。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
物がふえなければ日本銀行券が二倍になっても三倍になっても、余分なものがかえるわけではない」 まず和田長官の「ほしいもの」という目安が知りたい。
— 宮本百合子 『ほうき一本』 青空文庫
その嫌う「半十亀」が儲備銀行券の意匠にあった。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
しかしながら、銀行がその時にその正金の流出によっていかなる不便や出費を蒙ろうと、その銀行券に対して貨幣を支払う義務を解除することが必要であるとは決して想像されなかったことを、述ぶべきであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
そしてその目的のためには、紙幣発行者をして、その銀行券を地金で支払う義務に服せしめるのが、最もよいように思われる。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
『私が目指している目的は、もし銀行がその銀行券と引換えに造幣価格及び造幣標準で未鋳造地金を引渡すことを命ぜられているならば、十分に達せられるであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
もしあらゆる者が同じ日にその銀行からその預入残を引出すならば、今流通している銀行券の多数倍の分量でもかかる要求に応ずるに足りないであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
ギニイ貨は、かかる場合にはより多額の銀行券と引換えに英蘭銀行で得られ、そして費用と危険とを賭けて、ある信用ある代理人によって地方銀行に運ばれた。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫