匡正
きょうせい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
correction (of a fault, mistake, flaw, etc.)
文例 · 用例
どうしたらこの状態を正常の位置まで匡正出来るでしょうか。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
故にもし諸君が意志するならば、芸術は売文のためであってもよく、ミツワ石鹸の広告のためであってもよく、或は共産主義の宣伝のためでもよく、社会風規の匡正や国利民福のためでも好い。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
斯く言へばとて予は決して今日の青年の思想的傾向を是認する者に非ず、唯彼等の今日あるは長き因縁と深き事情とに因するを知るのみ、之を匡正し誘掖するには、自から他に途あるべし。
— 石川啄木 『無題』 青空文庫
一婦女子の詐如きに憤つて、それが為に一身を過つたと知りながら、自身の覚悟を以て匡正することの出来んと謂ふのは、全く天性愚劣の致すところと、自ら恨むよりは無いので、僕は生きながら腐れて、これで果てるのだ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
然し同僚の誰一人、敢て此時計の怠慢に對して、職務柄にも似合はず何等|匡正の手段を講ずるものはなかつた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
然し同僚の誰一人、敢て此時計の怠慢に対して、職務柄にも似合はず何等|匡正の手段を講ずるものはなかつた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
第二に、なんらかの方法をもって貧富の懸隔のはなはだしきを匡正し、社会一般人の所得をして著しき等差なからしむることを得るならば、これまた貧乏存在の一条件を絶つゆえんなるがゆえに、それも貧乏退治の一策となしうる。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
これ余が、貧富懸隔の匡正をもって貧乏退治の第二策となすゆえんである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
「長年の不正が蔓延したこの組織を、今こそ抜本的に匡正しなければならない」
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現政権は、過去の経済政策の歪みを匡正するための新たな法案を提出した。
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教育現場における不適切な指導を匡正し、生徒の自主性を尊重する方針へ転換する。
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歴史の過ちを匡正し、公正な社会を築くことが次世代への責任だ。
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