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強請

もがり
名詞
1
標準
blackmail
文例 · 用例
「自分が勝手に前置を作つて、そして他人に自分を強請するのか」と思つた彼も、聊か腹立たしかつた。
中原中也 分らないもの 青空文庫
今夜のような晩には又なにか怪談を聴かしてくれませんかと、私がいつもの通りに無遠慮に強請りはじめると、老人はすこしく首をひねって考えた後に、面白いか面白くないか知りませんけれども、まあ、こんな話はどうでしょうね、とおもむろに口を切った。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
踊り家台の見物よりも、強飯の御馳走よりも、わたしに取ってはそれが何よりも嬉しいので、すぐにその尾について又いつもの話をしてくれと甘えるように強請むと、また手柄話ですかと老人はにやにや笑っていたが、とうとう私に口説き落されて、やがてこんなことを云い出した。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
」 時雨の雲の暗い晩、寂しい水菜で夕餉が済む、と箸も下に置かぬ前から、織次はどうしても持たねばならない、と言って強請った、新撰物理書という四冊ものの黒表紙。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
そこで与一は赤沢宗益というものと相談して、この分では仕方がないから、高圧的|強請的に、阿波の六郎澄元殿を取立てて家督にして終い、政元公を隠居にして魔法三昧でも何でもしてもらおう、と同盟し、与一はその主張を示して淀の城へ籠り、赤沢宗益は兵を率いて伏見竹田口へ強請的に上って来た。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
礼ちゃんが新橋の勧工場で大きな人形を強請って困らしたの、電車の中に泥酔者が居て衆人を苦しめたの、真蔵に向て細君が、所天は寒むがり坊だから大徳で上等|飛切の舶来のシャツを買って来たの、下町へ出るとどうしても思ったよりか余計にお金を使うだの、それからそれと留度がない。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
「お呉れよ、お呉れよ」 とまわりの子供達が強請む中に、平太郎はお涌を見つけると愛想笑いをして「お涌ちゃんに、これ、やろうね、さあ」 といって、抓み方を教え乍ら、お涌にこの小さい動物を指移しに渡した。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
今日ばかりは途中で叔母さんに何にも強請らない。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
作例 · 標準
彼は会社の秘密を握り、同僚に強請をかけて金銭を要求した。
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警察は、芸能人に対する強請事件の捜査を進めている。
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どんな理由があろうとも、人に対する強請は決して許される行為ではない。
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