総見
そうけん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
observing a performance in a large group
文例 · 用例
○三月、新富座の一番目「赤松満祐」中幕「勧進帳」二番目リットンの翻案「人間万事金世中」、大入りにて、六十余日を打ち続け、京浜在留の外国人より、引幕を贈りて総見物あり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
芝居の義理の総見に米沢|紡ぎかなにかをたっぷり着て、仕度の出来た身体を長火鉢の前に一先ず落付け、芝居へ行ったって格別面白くもないという顔付で女煙管で煙を吹いているところなぞは眼を細めて眺めたいようでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
寺内に一宇を建て総見院と呼んだ。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
信長を後世総見院殿と称するは此時からである。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
(――すぐ、あとで、本郷座の前茶屋へ顔を出しますから――) 花柳界の総見で、楽屋は混雑の最中、おいでを願ってはかえって失礼。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
――あれから、直ぐにその茶屋へ引上げて、吸物一つ、膳の上へ、弁当で一銚子並べたが、その座敷も、総見の控処で、持もの、預けもの沢山に、かたがた男女の出入が続いたゆえ、ざっと夕餉を。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
」 その日は河内家の総見があつたので、肝腎の阿つ母は皆と一緒に場に坐つて、惚々と吾児の芸に見とれて、夢中になつてゐた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
私たちはこの話を聞くとたちまち例の運動を起して華々しく徳利の総見をおこなつた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
作例 · 標準
文化祭では、全校生徒が総見で演劇を鑑賞した。
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その公演は、多くの関係者が総見し、評価を行った。
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地域住民の総見のもと、新しい公園の建設が進められている。
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