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双肩

そうけん
名詞
1
標準
shoulders
文例 · 用例
貧窮、病弱、菲才、双肩を圧し来って、ややもすれば我れをして後えに瞠若たらしめんとすといえども、我れあえて心裡の牙兵を叱咤して死戦することを恐れじ。
有島武郎 星座 青空文庫
ふと眼に入つたのは、今、此船の責任を双肩に擔へる船長が、卑劣にも此時、舷燈の光朦朧たるほとりより、天に叫び、地に泣ける、幾百の乘組人をば此處に見捨てゝ、第三の端艇に乘移らんとする處。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
武村兵曹と私とは、實に双肩の重荷を降した樣な心地がしたのである。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
かくて初めて汝の双肩にかゝれる崇高絶大の天職も、意義あり、力あり、生命あり、光あるに至らむ也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
武部先生が、わざわざ大分から引返して来て、縛に就かれた前後の事情を聞き伝えると同時に「事敗れて後に天下の成行を監視する責任は、お前達少年の双肩に在るのだぞ」と訓戒された、その精神を実現せしむべく武部先生が、死を決して自分達を救いに御座ったものである事を皆、無言の裡に察知したのであった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
これは藩の能楽家柄として最高無上の名誉であると同時に、藩内の各流各種の催能はすべて翁の支配下に属しなければならぬという大責任が、それから後翁の双肩に落下した訳である。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
すなわちその能の最後の責任は常に監督の双肩に在るので、監督が確りしていないと主演者は安心して舞えない。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
家庭の事情が面白くなかった処へ自分の力ではとても背負い切れない亡父の債務が俄に双肩に落ちたからであった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
作例 · 標準
彼は、人生の重責を双肩に担い、黙々と任務を遂行した。
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子供を抱き上げ、その小さな双肩に顔をうずめた。
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重い荷物を双肩にかけ、彼は坂道を登っていった。
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