太守
たいしゅ
名詞
標準
viceroy
文例 · 用例
勇將 同じ時、賈雍將軍は蒼梧の人、豫章の太守として國の境を出で、夷賊の寇するを討じて戰に勝たず。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
其の書の体たるや、水滸伝平妖伝等に同じと雖も、立言の旨は、綱常を扶植し、忠烈を顕揚するに在りというを以て、南安の郡守|陳香泉の序、江西の廉使劉在園の評、江西の学使|楊念亭の論、広州の太守|葉南田の跋を得て世に行わる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
むかし、秋田何代かの太守が郊外に逍遥した。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
太守は人麿の声を聞こうとしたのである。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
「ほのぼのと……」 太守は門口を衝と引いた。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
そのとき途中で雲中の北方を戍る衛兵らに会い、彼らの口から、近ごろ漢の辺境では太守以下|吏民が皆白服をつけていることを聞いた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
で、珊珊を伴れて赴任したが、非常に成績があがったので、翌年には銭塘の太守となった。
— 田中貢太郎 『虎媛』 青空文庫
曾の子の任は平陽の太守であったが、もう人をやって吟味をさしてあった。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
作例 · 標準
その地方の太守は、中央政府から任命された有力者だった。
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主人公は、太守の不正を暴こうと決意した。
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太守の統治下で、その地域は一時的な平和を享受した。
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太守(たいしゅ)は、中国においては郡の長官のことで、単に守とも呼ばれた。尊称として「明府」または「府君」と呼ばれる。秦代に置かれた郡守を改称したもので、前漢中期から南北朝時代の隋に置かれた。唐代の後期から五代になると太守の称号は使われなくなり、のち宋朝の知府事、明朝、清朝の知府の別称として用いられた。
出典: 太守 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0