花芽
かが異読 はなめ
名詞頻度ランク #34282 · 青空 9 例
標準
flower bud
文例 · 用例
それはたとえば私どもの方で、ねこやなぎの花芽をべんべろと言いますが、そのべんべろがなんのことかわかったようなわからないような気がするのと全くおなじです。
— 宮沢賢治 『おきなぐさ』 青空文庫
どれ、みせてごらん』 と、言って短冊をとりあげ、木瓜剪るや刺の附根の花芽より と、読んだ。
— 佐藤垢石 『酒徒漂泊』 青空文庫
私に問題なのは、要するに彼が如何に音楽を要求したかが問題であつて、言ひ換れば、彼れの魂が如何に音楽に於いて満足されたかが問題なのである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
舎監になつたが、夜になると時々寄宿生の誰かが便所へ行く音がするきり何にも聞こえないと此の間の手紙には書いてゐた。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
そこにふるへ、かくれつつうかがひのぞく榎あり、いのりつつ、一心に幹をけづりしに、樹樹はつめたく去り行けり。
— 萩原朔太郎 『黎明と樹木』 青空文庫
みよ空にまぼろしの島うかびて、樹木いつさいに峯にかがやき、憂愁の瀑ながれもやまず、われけふのおとろへし手を伸べ、しきりに齒がみをなし、光る無禮の風景をにくむ。
— 萩原朔太郎 『光る風景』 青空文庫
ああ汝の肖像、われらおよばぬ至上にあり、金屬の中にそが性の祕密はかくさる、よしわれ祈らば、よしやきみを殺さんとても、つねにねがはくば、われが樂欲の墓場をうかがふなかれ、手はましろき死體にのび、光る風景のそがひにかくる。
— 萩原朔太郎 『光る風景』 青空文庫
村落の光る厩のうへに、かがやく愛の手は伸びゆきて、われの身は銀の一脈、ひそかに息づき生命はや絶えなんとする。
— 萩原朔太郎 『厩』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい冷え込みが続いたが、梅の枝には春の訪れを告げる小さな花芽が膨らみ始めていた。
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剪定の時期を誤ると、来年咲くはずの花芽まで切り落としてしまうため注意が必要だ。
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顕微鏡を使って、採取したサクラの枝先の花芽の内部構造をスケッチした。
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果樹園では、形の良い果実を実らせるために、多すぎる花芽を手作業で間引いていく。
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