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夏芽

かが異読 なつめ
名詞頻度ランク #34282 · 青空 0
1
標準
summer bud
文例 · 用例
私に問題なのは、要するに彼が如何に音楽を要求したかが問題であつて、言ひ換れば、彼れの魂が如何に音楽に於いて満足されたかが問題なのである。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
舎監になつたが、夜になると時々寄宿生の誰かが便所へ行く音がするきり何にも聞こえないと此の間の手紙には書いてゐた。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
そこにふるへ、かくれつつうかがひのぞく榎あり、いのりつつ、一心に幹をけづりしに、樹樹はつめたく去り行けり。
萩原朔太郎 黎明と樹木 青空文庫
みよ空にまぼろしの島うかびて、樹木いつさいに峯にかがやき、憂愁の瀑ながれもやまず、われけふのおとろへし手を伸べ、しきりに齒がみをなし、光る無禮の風景をにくむ。
萩原朔太郎 光る風景 青空文庫
ああ汝の肖像、われらおよばぬ至上にあり、金屬の中にそが性の祕密はかくさる、よしわれ祈らば、よしやきみを殺さんとても、つねにねがはくば、われが樂欲の墓場をうかがふなかれ、手はましろき死體にのび、光る風景のそがひにかくる。
萩原朔太郎 光る風景 青空文庫
村落の光る厩のうへに、かがやく愛の手は伸びゆきて、われの身は銀の一脈、ひそかに息づき生命はや絶えなんとする。
萩原朔太郎 青空文庫
彼はズツと離れた郊外にゐたし、彼の友人や知人はみんな市内やまた他の方面の郊外にゐたので、彼は電車賃がないとなれば、誰かが遊びに来るのを待つてゐて、遊びに来た者から借りるか、それとも本を売るかしなければならないのだつた。
中原中也 古本屋 青空文庫
私はおなかがペコペコなのだが、喫煙室のソーファに沈んで煙草を吹かしてゐるより他はなかつた。
中原中也 我が生活 青空文庫
作例 · 標準
春に伸びた枝の葉腋に形成された夏芽が、強い日差しを浴びて少しずつ緑色を濃くしている。
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ブドウの栽培において、不要な夏芽を早めに摘み取ることで果実への養分集中を図る。
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この樹木は夏芽の展開が早く、七月半ばにはすでに新しい枝葉で覆い尽くされていた。
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