栓
せん
名詞頻度ランク #14523 · 青空 777 例
標準
stopper
文例 · 用例
よくよく咽喉の栓となつた生焼けの餠は、却々取り除けられさうもなかつた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
吉田の老い衰えた母は、蝸牛のように固くなって、耳に指で栓をして、息を殺していた。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
水を口から注ぎ込むとたちまち湯になって栓口から出るギザーや、煙管の先で圧すと、すぐ種火が点じて煙草に燃えつく電気|莨盆や、それらを使いながら、彼女の心は新鮮に慄えるのだった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
たとえ明白な誤謬は一つもない論文であっても、一人の人間が限りある時間に仕遂げた仕事であってみれば、あらゆる批評家のあらゆる方面から見たとき考え得らるべきあらゆる要求を満足させるようにあらゆる釘と栓を挿しあわせるということはほとんど不可能なことである。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
次にこの器の口よりもずっと小さい木栓を一つずつ作ってその真中におのおの一本の棒を立てる。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
次にこの土器に水を同じ高さに入れておいてこの木栓を浮かせると両方の棒は同高になること勿論である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
そこでこの容器の底に穴をあけて水を流出させれば水面の降下につれて栓と棒とが降下するのであるが、その穴の大きさをうまく調節すると二つの土器の二つの棒が全く同じ速度で降下しいつでも同じ通信文が同時に容器の口のところに来ているようになるのである。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
乙地でそれを認めたらすぐ返答にその松明を上げて同時に土器の底の栓を抜いて放水を始める。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
作例 · 標準
ワインの瓶の栓(せん)を抜くのに、苦労した。
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この化粧品の容器には、漏れないようにしっかりした栓(せん)が付いている。
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急須の蓋の栓(せん)が取れてしまい、お茶を注ぎにくくなった。
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標準
tap
作例 · 標準
水道の元栓(もとせん)を閉めないと、配管の修理ができない。
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ビールのサーバーから、勢いよく栓(せん)が開けられた。
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このタンクには、液体を抜くための栓(せん)が付いている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
栓(せん) ウコギ科の落葉広葉樹。「ハリギリ」の別名。 → ハリギリを参照。 何らかを塞ぐ、ふたの事。 → 蓋参照。 液体が流れ出すのを止めるための詰め物。 配管の途中でそれより先に行くのをとめるもの。 → バルブ、コック、ガス栓を参照。 内燃機関の点火栓については点火プラグを参照。 ディーゼルエンジンの予熱栓についてはグロープラグを参照。 木材の継手や仕口において、部材間の貫通穴に差し込む細木。
出典: 栓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0