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祖父

そふ異読 じじ・じい・おおじ・おじ・そぶ
名詞頻度ランク #7314 · 青空 4502
1
標準
grandfather
文例 · 用例
それは慥か既に亡くなつた(義理の)祖父から父に引き渡つた裁判が、不利となつた日のゴタ/\の後書いたのだつた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
祖父が――父の養父――がお人好し過ぎて他人のために財産といふものを全部使ひ尽して、自分の住家といふものは古い家を買つて建てたやうな有様であつたことを能く父は祖父の生前言つてゐた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
友人辻本工学士に拠ると信濃越中の国境に聳えている祖父ヶ岳は、「種蒔き爺さん」が笊を持った具合に現われるので、山腹雪解の頃、偃松が先ずその形に蔓って、出るのではないかという話である、偃松の仲間入は最もおもしろい。
小島烏水 雪の白峰 青空文庫
ふた親は、なお、祖父の神の偉大さを語るにこういう言葉を使った、「なにしろ、西国の山々はもちろんのこと、東国でも、福慈とか、この筑波とかいう名山には必ず、こどもをお遺しになり、山を拓かすと共に、眷属の繁栄をお図りになった方なのだから」と。
岡本かの子 富士 青空文庫
祖父の偉れた点を語ることは、また、その孫娘に偉れることを慫慂することでもあった。
岡本かの子 富士 青空文庫
祖父さまは山中の猪の相撲場で、猪の仔の瓜わらべと遊び戯れているとき、猪の親に襲われ、牙にかかってお果てなされた。
岡本かの子 富士 青空文庫
祖父さまは娘の福慈の神のつれない待遇を恨まれ、娘の神に詛いをかけたのみか、執着は、峯のしら雪に消え痕ともなって自形の人型をとどめられた。
岡本かの子 富士 青空文庫
それは祖父の山の祖神が命終のとき持てりしものの唯一の遺身の品とされていた。
岡本かの子 富士 青空文庫
作例 · 標準
祖父は、いつも優しく私に話を聞いてくれた。
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子供の頃、祖父に連れられて行った釣り堀が楽しかった。
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祖父から譲り受けた古い時計は、今も大切に使っている。
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2
標準
old man
作例 · 標準
その顔は、まるで昔のおじいさん、まるで祖父のようだった。
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街角で出会ったその老人は、温かい笑顔が祖父に似ていた。
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年老いた彼は、もはや隠居の祖父といった風情だった。
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3
標準
kyogen mask used for the role of an old man
作例 · 標準
狂言の「釣狐」で、老人役(祖父)を演じることになった。
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能面には、翁(おきな)や三番叟(さんばそう)の他に、祖父そふ)といった老人の面もある。
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その面は、人生の円熟味を表す祖父の表情をしていた。
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