灯火
とうか
名詞頻度ランク #32929 · 青空 713 例
標準
light
文例 · 用例
普通の電灯、その他のあらゆる灯火は、光を出す部分が小さいから、これに照らされる物体の陰影は大きくて暗い、沢山の電灯を点じ連ねても、どうしても室の隅、器具の隈には光が行き渡らぬ。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
博覧会のイルミネーションを観て昔の行灯時代の事を想えば、今更のように灯火の進歩に驚かれる。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
ついでに灯火の色についても近頃色々研究されている。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
これはあまりの取越苦労かも知れぬが、とにかく灯火の色という事は実用上重要で研究すべき問題だと思う。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
店頭に出始めたぬれたカキのからのなかに弾力のある身が灯火に光って並んでいる。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
6 夜になって襲来した暴風雨が、街から灯火を奪った。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
あしたはあの寺に仏事があって、塔の上には夜通し灯火がついています。
— 岡本綺堂 『自来也の話』 青空文庫
提灯がないので、暗くて蝮の危害を懼れて、樹明君即製の灯火をふりかざして帰つてゆく、昭和の討入よろしくといつた風態!
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
遠くに見える灯火が、航海の無事を祈る人々の希望の光だった。
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都会の夜空は、無数の灯火で明るく輝いている。
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彼は、消えかかった灯火のように弱々しい命を懸命に守ろうとした。
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