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狂態

きょうたい
名詞
1
標準
disgraceful behavior
文例 · 用例
そこに丁度、酒に醉つた者が醉はない人々の中にゐて、意地惡く狂態を觀察されるやうな、一種不愉快な自覺が生ずる。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
一重筵の上にして蒔繪の盆や草雙紙さては廚の煤鍋が入り亂れたる狂態を水干やれし古雛のこは狼藉ととがめずや。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
龜の甲羅に腰かけるなどは、それは狂態と言つてよからう。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
けれども、けふの兎は、何か内證の思惑でもあるのか、いつものやうに狸に向つて侮辱の言葉も吐かず、先刻から無言で、ただ技巧的な微笑を口邊に漂はせてせつせと柴を刈つてゐるばかりで、お調子に乘つた狸のいろいろな狂態をも、知らん振りして見のがしてやつてゐるのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
「白楊の枝の上で体をゆすぶる」セイレネスの妖態や「サチロス仲間に気に入る」バックス祭尼の狂態、すなわち腰部を左右に振って現実の露骨のうちに演ずる西洋流の媚態は、「いき」とは極めて縁遠い。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
どんな狂態を演じても、どんな無軌道に振舞っても、この桜の前ならばあながち悪くはない。
九鬼周造 祇園の枝垂桜 青空文庫
保護貿易主義は、労働の発達の中へ暴力を導引き入れるものであり致命的な軍国主義の狂態を齎らすものなのだ。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
大概の家では女中らはもちろん奥さんや娘さんまでのぞきに出て来て、道化た面をかぶった異風な小こじきの狂態に笑いこける。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
作例 · 標準
泥酔した彼は、人前で目を覆いたくなるような狂態をさらした。
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試合に負けた選手は、感情を抑えきれず、狂態に及んだ。
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彼の借金問題が発覚し、その借金返済のための狂態が話題となった。
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