衆徒
しゅうと
名詞
標準
many priests
文例 · 用例
一揆の衆徒が寄せて来た。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
現に盆地を巡っている丘の、すぐの向こう側にもその衆徒が、雲霞のようにいるはずである。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
野宮左大臣(公継)は法然と師弟の契り浅からず、興福寺の衆徒が法然の念仏興行をそねんで、法然及びその弟子と共にこの人をも流罪に行われたいということを奏上に及んだけれども、信仰の心少しも動かず、専修の勤めを怠りなく一生を終った人である。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
その他山門の衆徒をはじめ、見聞の人も少ない数ではなかった。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
南都北嶺の衆徒の中から念仏を阻止妨害しようとの運動が起って来た。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
法然はこのことを聞いて、進んでは衆徒のいきどおりをなだめ、退いては弟子の僻見を戒むる為に、自分の門徒を集めて七カ条の起請文を作り、門下の主立てるもの八十余人の名を連署して、天台座主僧正に差出した。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
そして彼らは現にそれを使役する山門の衆徒の指揮の下に、しばしば反対者に打撃を与えるべく活躍したものであった、護法の子孫がなお祇園の犬神人のそれの如く、一種普通民と違った筋のものとして、世間から認められるということはありそうなことである。
— その一例として飛騨の牛蒡種 『憑き物系統に関する民族的研究』 青空文庫
七日に至り東堂の庭に居らしめ、満山の衆徒盤環呪持すれば、此の人忽ち狂躍を示し、或は咆吼忿嗔して状獣属の如く、力大磐を扛ぐ。
— その一例として飛騨の牛蒡種 『憑き物系統に関する民族的研究』 青空文庫
作例 · 標準
比叡山には、武装した衆徒たちが勢力を持ち、時の権力者をも脅かした歴史がある。
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衆徒たちは寺の宝物を守るため、松明を手に夜通し見回りを行った。
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寺の鐘が鳴り響くと、修行を終えた衆徒たちが続々と本堂に集まってきた。
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ウィキペディア
衆徒(しゅと)は、堂衆(どうしゅ/どうしゅう)とも呼ばれ、本来は平安時代以後に大寺院に居住して学問・修行の他に寺内の運営実務にあたった僧侶身分のこと。大衆の主力であり、衆徒のみを指して「大衆」と呼ぶ場合もある。特に興福寺が守護職を務めた大和国では、国内の武士を自寺の衆徒として組み入れたために同国の武士(大和武士 )を指して衆徒と呼ぶ場合もある。
出典: 衆徒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0