著書
ちょしょ
名詞頻度ランク #4986 · 青空 1145 例
標準
(written) work
文例 · 用例
こうした時代において、著者の如く専門の俳人でもなく、専門の研究家でもない一詩人が、この種の著書をあらわすということは、無用の好事的余技の如く思われるが、決してその然らざる必然の理由があるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
山岸外史氏の、すぐれた著書も、やや、それに似てゐるが、これは、後日、きつと讀者に、ひろく頑強に支持されるにちがひない要素を持つてゐて、決して埋もれる本ではない。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
君の肖像と事蹟とは、米国の親友お札博士の名で日本に知られているところの、スタア氏の著書『フジヤマ』(英文単行本)によって、同情ある筆で世界に伝えられたが、故国で、知音諸氏によって、君を追悼した登山会が催されたとすれば、君にはいい手向けである。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ある有名な日本の歴史家がその著書の中に「朝鮮征伐」という文字を使ったのが甚だ不都合だと云って、某新聞の投書欄でひどく腹を立てた人があった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
しかるに、西鶴はその著書中にしばしば「世界の広さ」という言葉を繰返している。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
勿論、馬琴自身のオリジナルな観察も少なくはないであろうが、全体として見るときは彼の著書には強烈な「書庫の匂い」がある。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
西鶴がこういうテクニカルな方面における「独創」を尊重したのみならず、それをもって致富の要訣と考えていたことも彼の著書の到る処に窺われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
主な材料はモスコフスキーの著書に拠る外はなかった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
作例 · 標準
彼の著書は40カ国語以上に翻訳され、世界中でベストセラーを記録している。
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大学時代の恩師の著書を読み返し、改めてその学識の深さに感銘を受けた。
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「近いうちに、これまでの研究成果をまとめた著書を出版したいと考えています」
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