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傾城

けいせい
名詞
1
標準
beauty
文例 · 用例
傾城は金でかふものにあらず、意気地にかゆるものとこころへべし」とは廓の掟であった。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
すでにこないだも東の紙屋の若い奴が、桜木町である女と出来合って、意気事を極めるちゅうから、癪に障ってな、いろいろ験べたが何事もないで、為方がない、内に居る母親が寺|参をするのに木綿を着せて、汝が傾城買をするのに絹を纏うのは何たることじゃ、という廉をもって、説諭をくらわした。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
三 黄昏に、御泊を待つ宿引女の、廂はずれの床几に掛けて、島田、円髷、銀杏返、撫つけ髪の夕化粧、姿を斜に腰を掛けて、浅葱に、白に、紅に、ちらちら手絡の色に通う、団扇の絵を動かす状、もの言う声も媚かしく傾城町の風情がある。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
……ま、こう、雲助が傾城買の昔を語る……負惜みを言うのじゃないよ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
その上演は嘉永五年、河原崎座の七月興行で、原作の初編から十編までを脚色して、外題はやはり「児雷也豪傑|譚話」――主なる役割は児雷也(団十郎)、妖婦越路、傾城あやめ、女巡礼|綱手(岩井粂三郎)、高砂勇美之助、大蛇丸(嵐|璃寛)などであった。
岡本綺堂 自来也の話 青空文庫
第六 如是縁上 種子一粒が雨露に養わる 自分|妾狂しながら息子の傾城買を責る人心、あさましき中にも道理ありて、七の所業|誰憎まぬ者なければ、酒|呑で居ても彼奴娘の血を吮うて居るわと蔭言され、流石の奸物も此処面白からず、荒屋一トつ遺して米塩買懸りの云訳を家主亀屋に迷惑がらせ何処ともなく去りける。
幸田露伴 風流仏 青空文庫
絵なり、像なり、天女、美女、よしや傾城の肖顔にせい、美しい容色が肖たと云うて、涙を流すならば仔細ない。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
年来になりければ平塚の宿に夜叉王といふ傾城のもとへ通ひて女子一人設けたり寅の年の寅の月の寅の日に生まれければその名を三虎御前とぞ呼ばれける。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
彼女はその美しさで傾城と謳われた。
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傾城の美女に心を奪われる男性は少なくない。
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物語の主人公は、傾城と恋に落ちた。
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2
標準
courtesan
作例 · 標準
遊郭には、多くの傾城たちが客を待っていた。
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傾城は、当時の文化や流行の中心でもあった。
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彼女は傾城として名を馳せ、多くの歌舞伎役者との交流もあった。
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