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警世

けいせい
名詞動詞-サ変
1
標準
warning (to society)
文例 · 用例
西鶴の小説が語っているような有様であったから、近松の浄瑠璃が描き出しているような情の世界があふれていたから、それへの警告として、警世家の言葉として益軒の「女大学」をふくむ十訓があらわれたというのも一つの見かたではあろう。
宮本百合子 三つの「女大学」 青空文庫
「現今民国有識階級ニ於テハ華国ハ眠レル獅子ナリト言ヒナサレ覚醒又ハ警世ノ意アリテ尤モ喜バル」と。
踊る地平線 踊る地平線 青空文庫
内村鑑三先生の「警世雑著」を愛読している時分、ひどく先生の影響を受けて米国のカレッジ熱に浮され、金の問題はそッちのけにしてしきりに入学試験の研究に耽った。
辻潤 え゛りと・え゛りたす 青空文庫
自分は「先生」が上野の山の砲聲を聞きながら西洋の經濟書を講義したといふ逸事や、伯爵に敍すると云ふのを拒んだといふ話などよりも、あれ程一から十迄警世の事に一身を任ねた人も家庭に於ては極端に子供を甘やかしたといふ話を聞いた時に、かへつて「先生」の人となりを懷しく思つた。
愚者の鼻息 貝殼追放 青空文庫
「米百俵」は、昭和十八年発表と同時に、井上正夫等によつて舞台化された堂々たる力作で、戦時中、この作者にしてこの作ありと云ふべき「警世」といふ意味の強い社会問題劇である。
岸田國士 二つの戯曲時代 青空文庫
俺は俺の舌三寸で、成上者の我儘を、抑え付けている警世家だ!
国枝史郎 五右衛門と新左 青空文庫
次に俺に就いて考えて見るに、警世家で候、諷刺家で候と、よく口癖には云うけれど、態度たるや然うでは無い。
国枝史郎 五右衛門と新左 青空文庫
いや、むしろ女性蔑視小説であり、あるひは警世小説でもある。
ナルシシスムの運命 三島由紀夫 青空文庫
作例 · 標準
この本は、現代社会への警世の書として読まれている。
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詩人は、自らの作品を通して人々に警世した。
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彼のスピーチは、警世のメッセージに満ちていた。
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