私通
しつう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
illicit love affair
文例 · 用例
小林金平の妾おきぬが璃鶴と私通し、遂に金平を毒殺するに至りしより、おきぬは死罪、璃鶴は連坐の刑に問われしなり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
ええ、先刻も飯田町の、あの早瀬子の居らるる路地を、私通りがかりに覗きますると、何か、魚屋体のものが、指図をいたして、荷物を片着けおりまする最中。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
私通した小娘の青い悪阻の秘密と恐怖とにふりそそぐ雨。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
陶淵明の『捜神後記』上にいわく、会稽句章の民、張然、滞役して都にあり、年を経て帰り得ず、家に少婦ありついに奴と私通す、然都にありて一狗を養うに甚だ快し、烏竜と名づく、のち仮に帰る、奴、婦と然を謀殺せんと欲す、飯食を作り共に下に坐し食う。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
其頃英國の法として私通した女を生埋し、若くは誰彼の別なく望みさゑすりや男の意に隨はしめた。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
「あのお祖母さんも、若い時分にどこのものか知れない庭男と私通いて院長のお父さん……つまりお祖母さんの添合いに髪を切られた騒ぎもあったでね。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
某と私通したからである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
Wedekind は「春の目ざめ」を書いて、中学生徒に私通をさせた。
— 森鴎外 『沈黙の塔』 青空文庫
作例 · 標準
「敵国と私通していた疑いで、その若手将校は憲兵に連行された。」
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「夫が部下の女性と私通しているという噂を聞き、彼女は探偵を雇うことにした。」
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「禁断の恋、つまり私通の果てに待っていたのは、あまりにも残酷な結末だった。」
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