正意
しょうい異読 せいい
名詞
標準
correct meaning
文例 · 用例
足かけ四年で師の春満は死んだが、平田|篤胤は玉襷の中で、荷田の門の人も多かりしと聞ゆる中に、一人ぬけ出て、その正意をば得られてぞ有りける。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
疑ふらくは国民性を唱ふる一派の正意は此の点にはあらざるか。
— 綱島梁川 『国民性と文学』 青空文庫
末松子は台詞その他について二、三の訂正意見をのべ、一体その向井将監というのは著名の人物かどうかというような質問を提出すると、作者の桜痴居士を差しおいて、かの甲子屋萬蔵がすすみ出て、向井将監は後に徳川幕府の御船手の頭領になった人で、江戸中で知らないものはないと大いに弁明を試みた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
○七祖出現の使命は要するに「インド西天の論家、中夏、日域の高僧、大聖興世の正意をあらはし、如来の本誓、機に応ぜることをあかす。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
「そうだ、なんだね」「今、ね、壮い女の方がいらして、きむらしょういちと、やまざきのおくさまに、これを渡してくださいって、名も何もおっしゃらないで、すぐお帰りになりましたが、お心当りがおありになりましょうか」 婢は手にしていた小さい白い包みをそこへ置いた。
— 田中貢太郎 『一握の髪の毛』 青空文庫
いつまでもいて頂戴ね、いいんでしょういくら遊んでいても、ね?
— 伊藤野枝 『出奔』 青空文庫
よき人の世の小道にはいつもパンジイが咲くでしょういそがしい心は かなしみも うれいも なやみも考えるひまは、ありはしないほうきをせっせとつかうときにはなやむ思いもはいてしまう。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
いちばん下のお姫さまどうかあけてくださいなすずしい泉のかたわらできのう 約束したことをあなたはわすれちゃいないでしょういちばん下のお姫さまどうかあけてくださいな それをききますと、王さまはいいました。
— または鉄のハインリッヒ 『カエルの王さま』 青空文庫
作例 · 標準
この古典の注釈書は、著者の正意を誤解している箇所がいくつか見受けられる。
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言葉の表面だけを追うのではなく、文脈から正意を読み取ることが重要だ。
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翻訳において、原作者の正意を損なわずに他言語へ移し替えるのは至難の業だ。
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標準
true heart
作例 · 標準
彼は正意をもって王に仕え、生涯一度も裏切ることはなかった。
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贈り物は高価なものである必要はない、正意がこもっていればそれで十分だ。
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彼女の正意に打たれた周囲の人々は、次第に協力的になっていった。
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