願掛け
がんかけ異読 がんがけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
making a prayer (to a god or Buddha)
文例 · 用例
勝元は宗全とは異って、人あたりの柔らかな、分別も道理はずれをせぬ、感情も細かに、智慧も行届く人であったが、さすがに大乱の片棒をかついだ人だけに、やはり※いところがあったと見えて、愛宕山権現に願掛けした。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
神職 疫病神を――お沢 はい、封じます、その願掛けなんでございますもの。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
何も言わずに、心に怨んで、薄情ものに見せしめに、命の咒詛を、貴女様へ願掛けさしゃった、姉さんは、おお、お怜悧だの。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
煩っていなさる母さんの本復を祈って願掛けする、「お稲荷様のお賽銭に。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
人の情に溶けたと見える……氷る涙の玉を散らして、はっと泣いた声の下で、「はい、願掛けをしましても、塩断ちまでしましたけれど、どうしても分りません、調子が一つ出来ません。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
……芸も容色もないものが、生意気を云うようですが、……たとい殺されても、死んでもと、心願掛けておりました。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
店さきに張子の大きい達摩を置いて、その片眼を白くしてあるのは、なにか願掛けでもしたのかと訊いたが、主人も職人も笑って答えなかった。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
摩利支天に願掛けて、わしは一生、女に近寄らないつもりなのだ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
作例 · 標準
試験合格の願掛けに、毎日欠かさず神社にお参りしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼はチームの勝利を願掛けして、験を担いで試合前にカツ丼を食べる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
娘の病気が治るようにと、願掛けで断食を始めた人もいると聞いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
今年は健康であるようにと、家族全員で初詣で願掛けをした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash