家老
かろう
名詞頻度ランク #38629 · 青空 1483 例
標準
chief retainer
文例 · 用例
これについて調べたのが奥村栄実という人で、加州藩の家老の出であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
田口というは昔の家老職、城山の下に立派な屋敷を昔のままに構えて有福に暮らしていましたので、この二階を貸し、私を世話してくれたのは少なからぬ好意であったのです。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
Kのをぢさんも或大名屋敷の門内に住んでゐたが、おそらく其の昔は家老とか用人とかいふ身分の人の住居であつたらう。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
御家老様、大目付殿、お納戸頭などと十分に御打合わせを願うた上で、お指図を受けねばならぬが……しかし……」 と十内は無念そうに唾液を嚥み込んで、眼をギョロリと光らした。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
その話によりますと昨日のこと、御城内で御家老様はじめお歴々がお寄合いになりまして、お目付の松倉様のお話をお聴取の上、大公儀からのお咎めのかからぬうちにと言うて至急に蔵元屋をお取潰しの御評議が決定りましたとの事で、最早どうにもならぬと言う良助さんのお話……」「ソレ見た事か。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
其の頼母しいのと、當人自慢の生白い處へ、先づ足駄をひつくりかへしたのは、門内、團右衞門とは隣合はせの當家の家老、山田宇兵衞召使ひの、葛西の飯炊。
— 泉鏡太郎 『片しぐれ』 青空文庫
其の頼母しいのと當人自慢だけの生白い處へ、先づ足駄をひつくりかへしたのは、門内、團右衞門とは隣合はせの當家の家老、山田宇兵衞召仕への、居まはり葛西の飯炊。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
あれそれと小田原をやってる処へ、また竜川とかいう千破矢の家の家老が貴方、参ったんだそうで、御主人の安否は拙者がか何かで、昔取った杵柄だ、腕に覚えがありますから、こりゃ強うがす、覚悟をして石滝へ入ろうとすると、どうでございましょう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
「時代劇で、当主を補佐する聡明な家老の役柄がすごく好きなんです。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「「殿、ここは慎重に!」家老は、若君の無謀な進言を諫めた。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「彼の人生は、まるで戦国大名の家老のように、仕える者としての道を歩んできた。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
家老(かろう)は、武家の家臣団のうち最高の地位にあった役職で、複数人おり、合議によって政治・経済を補佐・運営した。
出典: 家老 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0