秋思
しゅうし
名詞
標準
lonely feeling of fall
文例 · 用例
宇宙万象の秋、人の心に食い込む秋思の傷みを咏じ尽して遺憾なく、かの芭蕉の名句「秋ふかき隣は何をする人ぞ」と双壁し、蕪村俳句中の一名句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
秋風や酒肆に詩うたふ漁者樵者 街道筋の居酒屋などに見る、場末風景の侘しげな秋思である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
知ラズ秋思誰ガ家ニ在ル。
— 萩原朔太郎 『月の詩情』 青空文庫
当の斎院には、かけまくも畏けれどもそのかみの秋思ほゆる木綿襷かな昔を今にしたいと思いましてもしかたのないことですね。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
十五日には蘭軒が「中秋思郷」の七絶を作つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
〔八月二十一日〕秋思淪落天涯客 淪落天涯の客、驚秋獨悵然 秋に驚いて独り悵然たり。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
秋思わが思ひ、この朝ぞ秋に澄み、一つに集まる。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
――陶淵明――鸚鵡含秋思。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの公園で、一人秋思にふける。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は故郷を離れて以来、秋思を感じることが多くなった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
詩人は深まる秋思を歌に詠んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash