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終始

しゅうし
名詞頻度ランク #7703 · 青空 876
1
標準
beginning and end
文例 · 用例
兎に角それらの作品の、その「流れ」、「持続」、「終始」といふやうなものを見たことはなく、而もたゞ読んだりしてゐるうちに、従来持つてゐたものさへも、失つたのである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
日本文学にしろ外国文学にしろ、その作品の「流れ」の諦視、「持続ぶり」「終始ぶり」の諦視、さてはフォルムに就いての理念、その涵養が今日我々の緊急事である。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
短歌・俳句は、一詩心の一度の指示、或ひは一度の暗示に終始するが、詩では(根本的にはやはり一篇に就き一度のものだらうとも)それの旋回の可能性を、其処で、事実上旋回すると否とに拘らず用意してゐるものである。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
しかるに第二の徴表たる「意気地」は理想主義の齎した心の強味で、媚態の二元的可能性に一層の緊張と一層の持久力とを呈供し、可能性を可能性として終始せしめようとする。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
その頃ろ正岡君が歌に関する議論の変化は劇いもので走馬灯のようでした、昨と今とは全然違うという調子で、議論主張は変るのが当然である、終始一貫などと詰らぬことだというて居られた。
伊藤左千夫 子規と和歌 青空文庫
世間の人は自分の身に合つたことに終始してゐてさうした憂鬱を持たない。
梶井基次郎 淺見淵君に就いて 青空文庫
そこは、徹頭徹尾、攻撃に終始する既成政党の演説会に比して、よほど整い、つじつまが会っている。
黒島傳治 選挙漫談 青空文庫
後の銃後と相俟って、旅順攻囲の終始が記録的に、しかも、自分一個の経験だけでなく、軍事的知識と見聞をかき集めて、戦線を全貌的に描き出そうと努めてある。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
作例 · 標準
事件の終始を詳細に報告する。
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物語の終始が明確でないため、理解しにくい。
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会議の終始、彼は黙っていた。
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2
標準
doing something from beginning to end
作例 · 標準
彼は終始笑顔で応対した。
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その会議は終始和やかな雰囲気で進んだ。
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試合は終始劣勢だったが、最後まで諦めなかった。
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3
標準
from beginning to end
作例 · 標準
彼は終始一貫して同じ意見を主張している。
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そのプロジェクトは終始順調に進んだ。
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終始、緊張感のある会議だった。
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