鐘銘
しょうめい
名詞
標準
inscription on a temple bell
文例 · 用例
「鐘の賦」という長い詩のその冒頭に掲げられた有名な鐘銘に眼がとまると、園はここの時計台の鐘の銘をも知りたいと思った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
“Magna est veritas,et praevalebit.” その夜彼はこの鐘銘の意味をはっきり知った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
大阪冬の陣の原因である鐘銘問題など、甚だしく無理難題である。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
「大仏銭のようだが――」 詰草の寛永通宝に交って、たった一枚、真新しい文銭、――それは昔々徳川家康が鐘銘に文句を付けて、豊臣家を困らせ、大坂夏の陣の原因になった方広寺の大仏を、寛文二年(一六六二)三月、潰して鋳た有名な文銭――だったのです。
— 一枚の文銭 『銭形平次捕物控』 青空文庫
明徳三年の銘あるこの鐘、たしか方広寺の鐘銘より以前に「国家安康」の文字が刻んであったはずの鐘、それが物静かに鳴り出しました。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ところがね、その結果として、大西洋から月へむかって電波のはやさでもって不可解な放射線が発射されているため、それでその崩壊がおこなわれていることがしょうめいできたのです。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
うまくじぶんをさばくことができたなら、それは、しょうしんしょうめい、けんじゃのあかしだ。
— LE PETIT PRINCE 『あのときの王子くん』 青空文庫
作例 · 標準
古い寺院の鐘銘を読み解くと、その鐘がいつ鋳造されたのかが分かる。
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有名な僧侶によって揮毫された鐘銘が、青銅の表面に深く刻まれている。
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鐘銘には、戦乱の犠牲者を弔うための切実な願いが込められていた。
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