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一滴

いってき異読 ひとしずく
名詞多音語頻度ランク #20142 · 青空 0
1
標準
one drop (of fluid)
文例 · 用例
コップに一杯の砂糖水をつくって、その上に小さな罎に入った茶褐色の薬液の一滴を垂らすと、それがぱっと拡がって水は乳色に変わった。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
」と、にはかに勢ひづいて、一滴のこさず飮みほして、ほろりと醉ひ、「や、月が出てゐる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
墨汁一滴を落したやうな感じだ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
ついでにその膏藥を一滴おれの手のひらに載せて見せてくれねえか。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
「水が飲みたあい」 と、炎天の下で乾物になりさうな程も、焙られて怒鳴りながら駆けて、帰つた子供たちは、井戸に飛びついてポムプを押すのだが、井戸からは一滴の水も出ないのだ。
葉山嘉樹 井戸の底に埃の溜つた話 青空文庫
洗濯などには一滴たりとも使へはしないし、顔だつて二ヶ月も洗つた事は無いのだ。
葉山嘉樹 井戸の底に埃の溜つた話 青空文庫
日本新聞に墨汁一滴が出る様になってから猶一層である。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
チューインガムを噛む税関吏の顔は日本人から見れば俳諧があるかもしれないが税関吏の胸の中には一滴の俳諧もありそうもない。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
作例 · 標準
「砂漠で遭難した彼にとって、水一滴はダイヤモンドよりも価値のあるものだった」
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「隠し味として、最後に醤油を一滴垂らすだけで煮物の風味がぐっと引き立つ」
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「彼女の目から涙が一滴、静かに頬を伝って落ちるのを見て、彼はかける言葉を失った」
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