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楽才

がくさい
名詞
1
標準
talent for music
文例 · 用例
されど、之等は要するに皆かれの末技にして、真に欽慕すべきは、かれの天稟の楽才と、刻苦精進して夙く鬱然一家をなし、世の名利をよそにその志す道に悠々自適せし生涯とに他ならぬ。
太宰治 盲人独笑 青空文庫
子路は元々自分に楽才の乏しいことを知っている。
中島敦 弟子 青空文庫
普通と変わって冬の月を最もお好みになる院は、雪のある月夜にふさわしい琴の曲をお弾きになって、女房の中の楽才のあるのに他に楽器で合奏をさせたりして楽しんでおいでになった。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
少年ハイドンの楽才はモーツァルトのように奇蹟的ではなかったが、かなり早くから芽生え、六歳のとき早くも遠縁の音楽家フランクの家庭に託されて、基礎的な教育を受け、「食物よりは鞭の方を余計|貰った」にしても、後年の偉大なるハイドンを築き上げる素地を作ったのである。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
父ヨハンは音楽家で、ブラームスの生まれながらの楽才をなんの歪みもなしに伸ばしていくためには、この上もない温床になったことは疑いもない。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
父の指導を受けて、早くから楽才を現わし、七歳にして音楽院に入り、一八八五年十歳にして金賞牌を得、次いでパリ音楽院に入学、名匠マッサールについて提琴を、ドリーブに作曲を学び、一八八七年十二歳で羅馬大賞を得た。
野村長一 名曲決定盤 青空文庫
黒こげの材木が、積み木をひっくり返したように重なりあって、そこからけむりがくさいにおいといっしょにやって来た。
有島武郎 火事とポチ 青空文庫
……とにかくさ、要するにロンドン港がくさい
海野十三(丘丘十郎) 地球発狂事件 青空文庫
作例 · 標準
「あの子、ピアノを始めて数ヶ月でショパンを弾きこなすなんて、並外れた楽才があるよ。」
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楽才に恵まれているのは確かだけど、彼女の成功は血の滲むような努力の結果だと思う。」
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「独学でここまで楽器をマスターするなんて、よほど楽才がないと無理だろうね。」
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「自分の子供に楽才があるか知りたくて、音楽教室の体験レッスンに連れて行った。」
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