空気
くうき
名詞頻度ランク #1857 · 青空 10144 例
標準
air
文例 · 用例
さうして、平凡万能の時勢が、表明するとしないとに関らず醸しだしてゐる空気といふものは、智的なものでも芸術的なものでもないといふことである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
然し、そのやうな空気の中に元気でゐられるといふことは、インテリらしいインテリではないと云ふのである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
そして、その空気が、インテリに適してゐるとゐないとに関らず、つまり、世間が観念を必要としようとしまいと、例へば芸術といふものは、観念に依存した事であるといふのである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
色々あるどころか無数にあつて、空気中のオゾンの量に因ると考へる人だつてないとは云へぬ。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
尚黙りつゞけるとしても、Aは兎も角女給なり、従つて酒場の空気なりと交流が始まる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
やがてBは、其の場の空気を批判しだす。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
それなのに、かうした雑パクな云分といふものは、えてして散漫な現代の如き空気の中では一見よく響いたりするのだ。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
男、コーヒーを啜つて天井の隅を凝視したまゝ――右手の指に挟まれた葉巻から、冷い空気の中を薄紫の煙が細く細く立ちのぼる。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
標準
mood
標準
someone with no presence