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夢中

むちゅう
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #6564 · 青空 5048
1
標準
absorbed in
文例 · 用例
このごろは、次の製作に夢中である。
太宰治 自作を語る 青空文庫
――それは私に変な癖があるのだが、一度私が矢張広島の頃、父が東京に出張するといつて出る時、私はそれまでは何でもなかつたが、父の俥がいよいよ玄関を出る時急に人生の大切な岐路にでも立たせられたやうな気がして来て、泣く泣く父の俥の後を二三町ばかり泣きながら夢中に追つ駆けたことがあつた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
日本人が西洋の楽器を取ってならす事はならすが音楽にならぬと云うのはつまり弾手の情が単調で狂すると云う事がないからで、西洋の名手とまで行かぬ人でも楽の大切な面白い所へくると一切夢中になってしまうそうだ。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
婆汁なんかをたくらんだのは大いに惡いが、しかし、このごろの繪本のやうに、逃げるついでに婆さんを引掻いて怪我させたくらゐの事は、狸もその時は必死の努力で、謂はば正當防衞のために無我夢中であがいて、意識せずに婆さんに怪我を與へたのかも知れないし、それはそんなに憎むべき罪でも無いやうに思はれる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
お爺さんは夢中で探した。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
福慈の神に出会い一目それをわが娘と知るや無我夢中になってしまって、矢庭に掻き抱こうとした旅塵の掌で、危うく白妙の斎の衣を穢そうとして、娘に止められて気が付いたほどである。
岡本かの子 富士 青空文庫
男は、夢中で狂気染みた沙汰を醒めて冷く指摘されたように、口|銜り、みると額に冷汗までかいている。
岡本かの子 富士 青空文庫
柚木は額を小さく見せるまでたわわに前髪や鬢を張り出した中に整い過ぎたほど型通りの美しい娘に化粧したみち子の小さい顔に、もっと自分を夢中にさせる魅力を見出したくなった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
作例 · 標準
彼はゲームに夢中で、周りの声が聞こえていなかった。
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彼女は読書に夢中で、時間を忘れてしまった。
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子供たちは新しいおもちゃに夢中になって遊んでいる。
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2
標準
forgetting oneself
作例 · 標準
彼は歌に夢中になって、我を忘れて踊り出した。
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その女優は役に夢中になり、まるで別人格のようだった。
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演奏者は、音楽に夢中になって魂を込めていた。
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3
標準
within a dream
作例 · 標準
夢中で見た風景が、とても鮮明に記憶に残っている。
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彼は夢中で、空を飛ぶ体験をした。
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夢中で誰かに追いかけられる夢を見て、目が覚めた。
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