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恋い慕う

こいしたう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
1
標準
to miss
文例 · 用例
恋い慕うものならば、馬士でも船頭でも、われら坊主でも、無下に振切って邪険にはしそうもない、仮令恋はかなえぬまでも、然るべき返歌はありそうな。
泉鏡花 春昼 青空文庫
「人妻になったそなたを恋い慕うのは人間のする事ではないと、心で強う制統しても、止まらぬは凡夫の想じゃ。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
藤十郎 (言葉だけは熱情に震えて)人妻になったそなたを、恋い慕うのは、人間の道ではないと心で強う制統しても、止まらぬは凡夫の思いじゃ。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
彼女はますますはげしく私を恋い慕うようになりました。
倉田百三 青春の息の痕 青空文庫
恋い慕う心のみたされない苦しさに悶えるばかりである。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
花は、自分が、母親を恋い慕うように、つねに太陽のありかを慕っていたからです。
小川未明 二番めの娘 青空文庫
弥生はやはり弥生、いまだに栄三郎を恋い慕う純なこころを失わずにいるのだった。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
しかし、彼が自然を恋い慕うたのは、この永遠の眠りのためではなかった。
賀川豊彦 空中征服 青空文庫
作例 · 標準
遠く離れた戦地で、彼は故郷に残してきた許嫁を夜な夜な恋い慕っていた。
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幼い頃に別れたきりの実の母親を、成人してからもずっと恋い慕い続けている。
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古の歌人が、二度と会えぬ人を恋い慕う切ない情動を和歌に託した。
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