官禄
かんろく
名詞
標準
official government rank and salary
文例 · 用例
「たとい敵の首を取って来たにしても、盤瓠は畜類であるから、これに官禄を与えることも出来ず、姫君を賜わることも出来ず、どうにも致し方はありますまい」 それを聞いて少女は王に申し上げた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
昼間化ける位だから、余程|官禄の有る狐だろうとも、戯れに考えたい位で有った。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
だがおれの官禄は、まだまだそんな事ぢや無え。
— 芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 青空文庫
『吾妻鏡』にも、秀衡父の譲りを得て、絶を継ぎ廃を興し、将軍の宣旨を被りて以降、官禄父祖に越え、栄耀子弟に及ぶとある。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
いわんや官禄いただく人々は世にいう三代相伝の主人などという類にあらず。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
そのいやしくも吉方に合するときは、富貴を招き、官禄を進め、田財をまし、貴子を生ずる等、無量の吉徳をあらわす。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
ころべば、幕府は妻家|官禄を与えて優遇するが、ころばなければ、終身、この牢舎に繋いでおく。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
伝八郎は彼の顔を見て、返辞を求めたが、要領を得ないので、よしっ明日に官禄を捨てるとも、せめてこの一つはと、意を決して、『よろしかろう、武士の情、拙者が承わっておく。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の功績により、朝廷から破格の官禄を授かった。
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「これでようやく、十分な官禄をいただける身分になれましたな」と彼は同僚に語った。
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武士にとって官禄を失うことは、家門の没落を意味していた。
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標準
government stipend
作例 · 標準
主君から賜った官禄で、彼は病身の母を養い続けている。
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「今の官禄では、これ以上の門弟を養うのは厳しいかもしれぬ」
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新参の家臣ながら、彼はその才覚を認められて多額の官禄を得た。
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