禄高
ろくだか
名詞
標準
(amount of a samurai's) stipend
文例 · 用例
――では、早速、明後日にも、大藩からよき禄高で召抱えの手引きでも。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
――そもそもがこのあたり隅田川べりのお下屋敷は、殆んど大半が別荘代りを目的のものでしたので、警固の工合なぞも割に簡単な構えでしたが、しかし簡単とは言うものの、榊原大内記侯はともかくもお禄高十二万石の封主です。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
禄高十二万石の御門番ですから、屈強な御番士が門を預かっているのに不審はないが、余程退屈しているためにか、それとも目がない程に好きであったためにか、ひとりでしきりに将棋を差しているのです。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
この大将、身なりはいっこう気のきかねえいなか侍みてえだが、五両ものこづけえを、にこりともしねえで懐中しているところを見るてえと、案外|禄高のたけえやつかも知れませんぜ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
へへえね、――ちょっとこいつあ大きすぎたかな、かまわねえや、つい気合いがへえりすぎたんだからね、悪く思いますなよ」 さし出したのをいただきながら、禄高、官職、知行所なぞ克明に記録された武鑑を丹念に繰り調べると、ある、ある。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
お禄高は三万石だが、藤堂近江守様ご分家の岩槻藤堂様だ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
「長沢松平家は宗祖もこれをお目かけ給いしところ、爾今諸大名は、東海道を上下道中致す場合、右長沢家に対して、各その禄高に相当したる挨拶あって然る者也。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
長沢松平家は宗祖もお目かけ給いしところ、爾今東海道を上下道中致す諸大名共は右長沢家に対し、各々その禄高に相応したる挨拶あって然るべしと御認めじゃ。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の武士は、その禄高によって生活水準が大きく異なった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼はわずかな禄高で、多くの家族を養わなければならなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その藩では、功績に応じて家臣の禄高が加増された。
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