齷齪
あくせく異読 あくさく
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #38354 · 青空 122 例
標準
busily
文例 · 用例
眼前の小利害にのみ齷齪せず、真に殖産工業の発達を計り、世界の進歩に後れぬようにしようと志す人は、もう少し基礎的科学の研究を重んじ、またこれを応用しようという場合には、少し気を永くしてあまりに急な成効を期待しないようにしなければならぬと思われる。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
それから中年後になって活動を開始したという人は、そのときはじめて何らかの信念を握った人で、それまでは自分の力だけで、自分の工夫だけで齷齪していたのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
汝見ずや、市肆の賤類、朝暮の營みに齷齪たるもの、尚ほ一事の長ずるあり、汝學ばずして何をかなすと、叔公大目玉を食はす。
— 泉鏡花 『花間文字』 青空文庫
雖然學士の篤學なことは、單に此の小ツぽけな醫學校内ばかりで無く、廣く醫學社會に知れ渡ツた事柄で、學士に少しのやま氣と名聞に齷齪するといふ風があツたならば、彼は疾に博士になツてゐたのだ。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
俺は何うだ、繪具とテレビン油とに氣を腐らして、年中齷齪してゐる………それも立派な作品でも出來ればだが、ま、覺束ない。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
夜番のために正宗の名刀と南蛮鉄の具足とを買うべく余儀なくせられたる家族は、沢庵の尻尾を噛って日夜|齷齪するにもかかわらず、夜番の方では頻りに刀と具足の不足を訴えている。
— 夏目漱石 『マードック先生の『日本歴史』』 青空文庫
我々は落付いた眼に笑を湛えて又|齷齪と先へ進む事が出来ます。
— 夏目漱石 『岡本一平著並画『探訪画趣』序』 青空文庫
また今にして早くそを知らむとする程小成の満足に齷齪たるものに非ざる也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
朝から晩まで齷齪と働いて生計を立てている。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
彼は齷齪とした生活から抜け出したいと願っている。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
朝の駅は齷齪とした乗客で混雑している。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001