絶命
ぜつめい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #39991 · 青空 268 例
標準
end of life
文例 · 用例
同時にばたばたと飛び立った胸黒はちょうど真上に覆いかかった網の真唯中に衝突した、と思うともう網と一緒にばさりと刈田の上に落ちかかって、哀れな罪なき囚人はもはや絶体絶命の無効な努力で羽搏いているのである。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
自分の一生を小さい陥穽に嵌め込んでしまう危険と、何か不明の牽引力の為めに、危険と判り切ったものへ好んで身を挺して行く絶体絶命の気持ちとが、生れて始めての極度の緊張感を彼から抽き出した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
それから一時間半ばかりたって遂に絶命した。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
とうとう絶体絶命の暴れ方をしだした。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
数時間後に絶命した後にもまだ涙は見せなかった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
「勧進帳」で弁慶が泣くのでも絶体絶命の危機を脱したあとである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
あきらかに善人、女将あるいはギャング映画の影響うけて、やがて、わが悪の華、ひそかに実現はかったのではないのか、そんな大型の証拠、つきつけられては、ばからしきくらいに絶体絶命、一言も弁解できないじゃないか、ばかだなあ、田舎の悪人は、愛嬌あって、たのもしいね。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
良助どんには気の毒ながら、黒田五十五万石の絶体絶命を非人の俺が知った事かえ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
「急いで救急車を呼んだが、搬送先の病院に到着した時には既に絶命していた。」
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「彼は戦場で敵の銃弾に倒れ、仲間に看取られながら絶命した。」
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「事故から数日が経過し、瓦礫の下から発見された猫は残念ながら絶命していた。」
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