絶息
ぜっそく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
expiry
文例 · 用例
ああ十字疾行する街路のうへそのするどさに日輪もさけびくるめき群集をこえて落しきたるを感じいのり齒をくひしめ受難の日のひくれがたわれつひに蛇のごとくなりて絶息す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
コップに盛つた一杯の水が絶息するほど恐ろしいといふやうなことは、どんなにしても我々には想像のおよばないことである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
絶息する一日前に、彼はわたしに謂つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
今朝東京なる本郷病院へ、呼吸も絶々に駈込みて、玄関に着くとそのまま、打倒れて絶息したる男あり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
誰も喰い物を与えなかったせいか、美しかった肉付きがスッカリ落ちこけて、骸骨のようになって仰臥していたが、死んだ赤子の片足を半分ばかり生み出したまま、苦悶しいしい絶息したらしく、両手の爪をボロ畳に掘り立てて、全身を反り橋のように硬直させていた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
古ぼけた蚊帳の中で、別々の夜具に寝ていた老夫婦は、殆んど同時に声も立て得ぬ間に絶息したものらしい。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
わたしは事実、無理な強酒の稽古のため一時絶息したことは何遍もある。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかし乃美が再び手を下さぬ間に、弥五右衛門は絶息した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
作例 · 標準
彼の絶息は、家族にとってあまりにも突然だった。
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医者は患者の絶息を確認し、静かに告げた。
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長い闘病の末、彼は安らかに絶息した。
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