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息絶える

いきたえる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to die
文例 · 用例
蝉の声もいつかきこえず、部屋のなかに迷い込んで来た虫を、夏の虫かと思って、団扇ではたくと、ちりちりとあわれな鳴声のまま、息絶える
織田作之助 秋の暈 青空文庫
両人が息絶える前に、他の者が部屋の中へ入り込み、短刀を抜き去り、警察に通報し、駐屯兵から軍隊式の応急手術を受けた。
BITS OF LIFE AND DEATH 死生に関するいくつかの断想 青空文庫
藤「アー」 という声諸共にパタリと倒れて息絶える
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 青空文庫
ノドを突こうと、毒薬を飲もうと、私がのたうって息絶えるまで、眉ひとつ動かしもせず、ジッと見つめているのだ。
――ゴロー三船とマゴコロの手記―― ジロリの女 青空文庫
まだ私たちが初めて知りあひ、恋らしいものをして、一日会はずにゐると息絶えるやうな幼稚な情熱のなかで暮してゐた頃、私たちは子供ではない、と矢田津世子が吐きすてるやうに云つた。
坂口安吾 二十七歳 青空文庫
まだ私たちが初めて知りあい、恋らしいものをして、一日会わずにいると息絶えるような幼稚な情熱のなかで暮していた頃、私たちは子供ではない、と矢田津世子が吐きすてるように云った。
坂口安吾 二十七歳 青空文庫
菩提樹の明るい枝に病弱な鹿笛の音は息絶える
OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD ランボオ詩集 青空文庫
雪三好達治十一月の夜をこめて 雪はふる 雪はふる黄色なランプの灯の洩れる 私の窗にたづね寄る 雪の子供ら小さな手が玻璃戸を敲く 玻璃戸を敲く 敲く さうしてそこに息絶える 私は聽く 彼らの歌の 靜謐 靜謐 靜謐
三好達治 青空文庫
作例 · 標準
懸命な救急隊員の処置も虚しく、搬送された男性は病院に到着する前に息絶えた
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深い傷を負ったその狼は、森の奥深くで誰に看取られることもなく静かに息絶えていた。
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最後の力を振り絞って犯人の名を告げると、彼は満足げな笑みを浮かべて息絶えた
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崩落した建物から救出された幼い命は、懸命の蘇生措置も届かず、間もなく息絶えた
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