血気
けっき
名詞頻度ランク #44117 · 青空 572 例
標準
vigor
文例 · 用例
飯場の血気な労働者たちは、すっかり暗くなった吹雪の中で、屍体の首を無理にでも持ち上げようとする、子供たちを見て、誰も泣いた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
血気な連中のうちの一人の江戸っ子が、「それじゃインキがどれだけ多くついてもやはり同じ事か」と聞いた。
— 寺田寅彦 『ある日の経験』 青空文庫
午後三時ごろ、学校から帰ると、私の部屋に三人、友だちが集まっています、その一人は同室に机を並べている木村という無口な九州の青年、他の二人は同じこの家に下宿している青年で、政治科および法律科にいる血気の連中でした。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
ご坊様も血気に逸って近道をしてはなりましねえぞ、草臥れて野宿をしてからがここを行かっしゃるよりはましでござるに。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
) 思切って坂道を取って懸った、侠気があったのではござらぬ、血気に逸ったではもとよりない、今申したようではずっともう悟ったようじゃが、いやなかなかの臆病者、川の水を飲むのさえ気が怯けたほど生命が大事で、なぜまたと謂わっしゃるか。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
あわれ礫を投ずる事なかれ、うつくしき人の夢や驚かさむと、血気なる友のいたずらを叱り留めつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
車夫は取って返し、二人はつかみあいを初めたが、一方は血気の若者ゆえ、苦もなく親父をみぞに突き落とした。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
)とも云わるる、青ぺらの鍔を※り上げて、引傾げて剥いで見せたは、酒気も有るか、赤ら顔のずんぐりした、目の細い、しかし眉の迫った、その癖、小児のような緊の無い口をした血気|壮の漢である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
若い頃は血気盛んで、どんな困難にも臆することなく挑戦していました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は血気にはやるあまり、周りの意見に耳を傾けなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
血気に満ちた若者たちが、未来を切り開く原動力となるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash