若気
わかげ
名詞頻度ランク #44782 · 青空 136 例
標準
youthful impetuosity
文例 · 用例
私あ若気だ、襟巻で顔を隠して、睨むように二人を見たのよ、ね。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
その気で居れば可いものを、二十四の前厄なり、若気の一図に苛々して、第一その宗山が気に入らない。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
思えば余計な若気の過失、こっちは畜生の浅猿しさだが、対手は素人の悲しさだ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
わたしが遊び心と思うようなものを振り捨てゝかの女を宿の妻というような絶対な心を起したのは一つはそれ等の恋敵の鼻を明かしてやり度い若気の競争心もあったらしい。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかもあとお茶をすすり、爪楊子を使うとは、若気の至りか、厚顔しいのか、ともあれ色気も何もあったものではなく、Kはプリプリ怒り出して、それが原因でかなり見るべきところのあったその恋も無残に破れてしまったのである。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
やがて春風荘の一室に落ちつくと、父は、俺はあの時お前の若気の至りを咎めて勘当したが、思えば俺の方こそ若気の至りだとあとで後悔した。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
「いや、若気の誤は人間の常でござるわい、それにしても早くそれに気が注かれたは、まだ御仏の助けの綱の断れぬ証しでござろう。
— 田中貢太郎 『轆轤首』 青空文庫
「風俗壊乱」の文士らしく若気の至りの放蕩無頼を気取って、再びデンと腰を下し、頬杖ついて聴けば、十銭芸者の話はいかにも夏の夜更けの酒場で頽廃の唇から聴く話であった。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
作例 · 標準
彼のあの行動は、若気の至りというだけでは済まされないだろう。
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「まあ、若気の至りだよ」と、彼は昔の失敗を笑い飛ばした。
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若気にまかせて無謀な挑戦をすることも、時には必要かもしれない。
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