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尸諌

しかん
名詞動詞-サ変
1
標準
admonishing (one's master) at the cost of one's life
文例 · 用例
それを見て少しかんがえていた半七は、ふところから鼻紙の畳んだのを出して、その頭を又軽く押えると、蛇は物に恐れるように首をすくませて、蒲団の上へおとなしく首を垂れてしまった。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
「毎月|二十日だそうですが、今月は師匠が風邪を引いたとかいうんで休みましたよ」「二十日というとおとといだな」と、半七は少しかんがえた。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
どういうものか、はい、御維新前まで、越前の中で、此処一山は、加賀領でござったよ――お前様、なつかしかんべい。
泉鏡花 栃の実 青空文庫
もくりと、掻落すように大木魚を膝に取って、「ぼっかり押孕んだ、しかも大い、木魚講を見せつけられて、どんなにか、はい、女衆は恥かしかんべい。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
」 べそかくばかりに眉を寄せて、「牡丹に立った白鷺になるよりも、人間は娑婆が恋しかんべいに、産で死んで、姑獲鳥になるわ。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
百姓唄逢ひたかんべ、見たかんべ、添つたらよかんべ、家に知れたらやかましかんべ、世間がわるかんべ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
独鈷の湯からは婆様が裸体で飛出す――あははは、やれさてこれが反対なら、弘法様は嬉しかんべい。
泉鏡花 山吹 青空文庫
けれども、桂庵の手にかかるのは忌でございますし、津の国屋さんへだしぬけに出ますのも何だか変でございますから、まことに御無理を願って相済みませんが、どうかお師匠さんのお口添えを願いたいと存じまして……」「ああ、そうですか」 文字春も少しかんがえた。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼は王の暴挙を止めるため、自ら命を絶って尸諌した。
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臣下としての究極の忠義は、死をもって君主を諌める尸諌にある。
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尸諌の覚悟で進言したが、愚鈍な君主の心には響かなかった。
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