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歯冠

しかん
名詞
1
標準
crown of a tooth
文例 · 用例
歯を維持する器具について述べるのもここでよかろう――歯冠を被せ、金で封じる。
History of Medicine 医学の歴史 青空文庫
それを見て少しかんがえていた半七は、ふところから鼻紙の畳んだのを出して、その頭を又軽く押えると、蛇は物に恐れるように首をすくませて、蒲団の上へおとなしく首を垂れてしまった。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
「毎月|二十日だそうですが、今月は師匠が風邪を引いたとかいうんで休みましたよ」「二十日というとおとといだな」と、半七は少しかんがえた。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
どういうものか、はい、御維新前まで、越前の中で、此処一山は、加賀領でござったよ――お前様、なつかしかんべい。
泉鏡花 栃の実 青空文庫
もくりと、掻落すように大木魚を膝に取って、「ぼっかり押孕んだ、しかも大い、木魚講を見せつけられて、どんなにか、はい、女衆は恥かしかんべい。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
」 べそかくばかりに眉を寄せて、「牡丹に立った白鷺になるよりも、人間は娑婆が恋しかんべいに、産で死んで、姑獲鳥になるわ。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
百姓唄逢ひたかんべ、見たかんべ、添つたらよかんべ、家に知れたらやかましかんべ、世間がわるかんべ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
独鈷の湯からは婆様が裸体で飛出す――あははは、やれさてこれが反対なら、弘法様は嬉しかんべい。
泉鏡花 山吹 青空文庫
作例 · 標準
虫歯が進行して、歯冠の大部分が失われてしまった。
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歯冠を修復するために、セラミック製の精巧な被せ物を作製する。
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歯肉から露出している白い部分を、専門用語で歯冠と呼ぶ。
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ウィキペディア

歯冠(しかん)とは、歯の一部分で、口腔内で実際に歯肉から萌出している部分(臨床的歯冠)の事と歯の形態的な歯冠(解剖学的歯冠)の二種類がある。加齢による生理的変化や誤ったブラッシング、歯周病等のために歯肉が退縮あるいは増殖することにより両者が一致しないことも多い。特に指定せずに書かれた場合どちらということはなく、文意による。

出典: 歯冠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0